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間質性膀胱炎、慢性前立腺炎、過活動膀胱など排尿の問題と向き合う専門鍼灸院



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スタッフ紹介

施術スタッフ

伊藤 千展 :  鍼灸師(鍼灸学修士),排尿機能検査士
所属学会  :  全日本鍼灸学会, 日本排尿機能学会 

烏丸いとう鍼灸院のホームページをご覧いただきありがとうございます
 
平成27年7月に、おしっこの問題に悩む方々の治療を専門とした鍼灸治療室を開設いたしました 伊藤千展(いとう ちひろ)でございます。
私はこれまで排尿に関連した痛み、頻尿、尿もれ等、泌尿器科で治療するもなかなか満足いく生活が送れない、といった方々に対する鍼灸診療に取り組んで参りました。とりわけ、2015年に指定難病となった間質性膀胱炎においては、現在のところ治療は診断を兼ねた膀胱水圧拡張術が広く行われているものの、症状の改善が不十分な患者様も多く存在し、膀胱内注入療法・内服治療についても未確立であることから、従来の治療に対する統合的な治療手段を構築する必要があると考えています。
おしっこの問題は「年齢のせい」「恥ずかしいから」などと考えしまい、人に話すのも、治療に行くのもおっくうになりがちですが、放置すれば御本人のみならず御家族の生活にも多大な支障をきたす問題でもあります。当院では、泌尿器科での治療に加え、鍼灸治療を併用することで、患者様の生活がより快適な方向へと向かうよう、また排尿のトラブルに対する治療がより良いものとなるように全力で取り組んでいきたいと思います。
 

 
 - 経歴 -
 
 平成18年 洛南高校 卒業
 平成22年 明治国際医療大学 鍼灸学部 卒業
 平成24年 明治国際医療大学大学院  博士前期課程 修了
 平成25年 明治国際医療大学  臨床鍼灸学教室(泌尿器科分野)研修
 
 平成22年〜     中安外科クリニック リハビリテーション科 勤務
 平成25〜26年 国際東洋医療鍼灸学院  鍼灸学科 非常勤講師
 平成27年    烏丸いとう鍼灸院 開院
 令和3年〜   明治東洋医学院専門学校  鍼灸学科 非常勤講師
 

 



- 学会・研究活動 -
 
 
1.陳旧性末梢性顔面神経麻痺に対する鍼灸治療の1症例(全日本鍼灸学会 2011):伊藤千展,矢野忠.
 
2.経尿道的手術後のテネスムス症状に対する鍼通電療法の効果(日本排尿機能学会 2012)
  -無作為化比較試験による有効性の検討-:伊藤千展,本城久司,山本浩介,北小路博司,中尾昌宏.
 
3.過活動膀胱に対する鍼治療効果の検討 ―Urge perception indexによる評価―(全日本鍼灸学会 2012)
  :本城久司,伊藤千展,北小路博司,中尾昌宏.
 
4.膀胱粘膜下腫瘍に伴う蓄尿時膀胱痛、頻尿に対する鍼治療の1症例(全日本鍼灸学会 2013) 
  :伊藤 千展,本城久司,関 英夫,北小路 博司.
 
5.間質性膀胱炎に対する統合医療の構築に向けた試み(排尿管理研究会 2015)
  :伊藤千展,本城久司,上田朋宏.
 
6.治療に難渋する間質性膀胱炎に対する鍼治療を併用した統合医療 〜ハンナ病変の有無による治療効果の差異〜
  (日本泌尿器科学会 総会 2017):伊藤千展,本城久司,上田朋宏.
 
7.Randomized trials of low frequency electroacupuncture on lower urinary irritation after transurethral surgery
  (Society for Acupuncture Research Conference 2017 San Francisco)
  :Chihiro Ito, Hisashi Honjo, Hiroshi Kitakoji, Masahiro Nakao

8.  女性における間質性膀胱炎/膀胱痛症候群に対する仙骨部鍼刺激を併用した統合医療 −ハンナ病変の有無による効果の検討−
  (日本女性骨盤底医学会 2021):伊藤千展

9.  慢性前立腺炎 / 慢性骨盤痛症候群に対する鍼治療の検討 −過活動膀胱症状に基づく治療効果の差異−
  (全日本鍼灸学会 2022):伊藤千展

10. 難治性 慢性前立腺炎 / 慢性骨盤痛症候群に対する仙骨部鍼治療効果の検討
  (日本排尿機能学会 2022):伊藤千展,本城久司.